今回は赤ちゃんのイタズラ防止としてのテレビ台への対策7選を特集します。
友人の話しですが、「1歳ぐらいになって、歩き始めるぐらいになると行動範囲も広くなって赤ちゃんがテレビに興味を抱くようになりました。
ベタベタ触ったり、舐めてみたりで我が家の液晶テレビの画面はどんどん汚くなっていったのですが何度テレビから引き離して『ダメだよ』と注意してももちろん言うことを聞いてくれません。
それどころか、テレビに近づくと構ってもらえると壮大な勘違いをしています。イタチごっごとはまさにこのこと・・・。キリがありません。
それでも気が付けばテレビ画面から引き離したり、テレビの前に物を置いて近づけないようにガードしていたのですが、さらに成長してくると物をどかしてテレビ台によじ登り、画面の裏からひょっこり顔を出して挑発するようになりました。
『テレビの裏にいる分には目も悪くならないからいいや』ぐらいに思っていたら、ある日突然裏側から思いっきりテレビを倒してしまいました。
それまではビクともしていなかったのにいつの間にそんなパワーを身に着けたのか?驚きしかありませんでした」
その赤ちゃんの一撃でテレビは一瞬で壊れてしまったということです。昔のブラウン管テレビのイメージからか、テレビは多少の衝撃にも強いと思っていましたが、調べてみると、液晶テレビはかなり繊細な家電だとわかりました。
結局そのテレビは買い替えになったそうですが、「赤ちゃんにもしものことがあったら!!…と思うし、こんなことが何度も起こったら溜まったものじゃない!」ということでした。それはその通りであって、この際せっかくなので、赤ちゃんのいたずら防止にテレビにどんな対策を施しているのかを徹底的に調べてみることにしました。
結構色々なアイディアがあったので、液晶テレビ転倒などから赤ちゃんや子供を守る、そしてテレビも壊れないための対策を考えている方は参考にしてくださいね。
赤ちゃんのイタズラ防止!!テレビ台への対策7選(考え方)
子供がテレビにするいたずらは主にこんな感じ。
・叩く
・物を投げつける
・倒す
・落書きする
・シールを貼る
なので、対策としては大きく2つができれば完璧と思います。
「子供がテレビに近づけないように距離を取る対策」
「テレビ画面自体をガードする対策」
これから7つの対策を紹介しますが、なかなか一つの対策でどちらにも対応するのは難しいので完璧に対策したい場合は2つを組み合わせて対策するのがおすすめです。
液晶テレビ用保護フィルム
費用:2000円~10000円
液晶テレビに保護フィルムを貼る対策方法です。
フィルムを貼ることで、子供にベタベタ触られて指紋や汚れがついても保護フィルムであれば汚れてもお手入れが簡単で最悪でも交換すればOK
衝撃からもある程度は守ってくれます。
ただ、倒されたり物を投げられたりと強い衝撃にはそこまで強くありません。
液晶テレビ用保護パネル(アクリル)
費用:5000円~20000円
保護フィルムの強化版が保護パネルでそのほとんどがアクリル製です。厚さ2mm~3mmのアクリル板をテレビに引っかけて使用するイメージです。もちろん厚さがある分衝撃などにも強いと言えるでしょう。
テレビ画面のサイズによって値段が変わりますが、50インチ以上の大型テレビだと10000円以上は覚悟しておいたほうがいいと思います。
パネルには光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)がありますが個人的には光の反射や映り込みが少ないノングレアタイプの保護パネルがおすすめです。
インチ数で選べるものから、テレビの実寸に合わせてカットして配送してくれるショップもありますがジャストサイズのほうがより目立たないのでどうせ買うならサイズに合わせてカットしてくれるアクリル板の専門店がいいでしょう。
ただ引っかけるタイプの保護パネルもありますが、子供が触ると簡単に外れてしまう可能性があるのでワイヤーなどできちんと固定できるタイプを選びましょう。
アクリルのテレビ保護パネルなら楽天のデコデコがおすすめ
Amazonや楽天で検索してみると、アクリル保護パネルの価格はテレビのサイズにもよりますが、1万円~3万円ぐらいで意外と高いので自作する人がいるのも納得です。
その中から今回利用したのが楽天のショップです。➡【楽天市場】アクリル雑貨デコデコ
テレビを壁掛けにする
DIYで穴開けずに壁掛けテレビにした😋 pic.twitter.com/UknqnAcIwg
— Minami (@minami_cream) 2018年11月21日
費用:5000円~25000円
テレビを壁掛けにして子供の手の届かない高さに設置すれば近づいたとしても高さがある分ある程度の距離を置くことができます。
賃貸住宅に住んでいる人でも、ホチキスを使って壁掛けにできる商品や、2×4(ツーバイフォー)材とラブリコやディアウォールのようなDIYパーツを使って壁に穴を開けずに壁掛けテレビにする方法もあります。
自作なら5000円程で壁掛けテレビが作れるみたいですね。
ただ、調べたところ50インチ以上の大型テレビの場合は重量的に対応していなかったり、耐久性に多少不安があります。
また子供の手の届かない高さに壁掛けにすると、目線の高さが結構高くなるので長時間の視聴は疲れてしまうなどのデメリットも考えられます。
一方で対策をした後の“見栄え”を考えると壁掛けはお洒落だと思います。なので50インチ以下のテレビなら検討してみる価値はあると思います。壁に穴を開けても平気という方は50インチ以上でも壁掛けにする方法はあります。
壁寄せのテレビ台を使う
費用:15000円~20000円
壁掛けができない場合に同じような見た目でケーブル類もすっきりと見せることができるのが壁寄せスタンドを使った対策になります。
壁寄せスタンドは高さが調節できるタイプもあって高いものであれば子供の手の届かない場所にテレビを設置することができます。
ただこちらも壁掛け同様に子供の手の届かない高さにテレビを設置するとなると普通に見る時に疲れるんじゃないかな~と思います。またレコーダーやゲームなどを収納する棚を付けたり、テレビ台を付けると結局子供がそこに乗った時に手が届いてしまう可能性があります。
一見すると前に倒れてこないか?とか耐久性が不安になるかもしれませんが、使っている人の口コミなどを見てみると重量がそれなりにあるので大丈夫そうです。
テレビ台をガードで囲う
費用:5000円~
テレビに近づけさせないために、ベビーゲートでテレビ台周辺をガードする方法です。物を投げられたら終わりですが、それ以外のいたずらは防ぐことができます。テレビ台を囲えるようなベビーゲートは大半が自立式になるので子供が大きくなると乗り越えたり、動かしたりできてしまう可能性があります。
それ以外にも、見栄えが悪くなったりゲートを高くすればするほどテレビが見辛いといったデメリットもあります。部屋の作りとかにも影響されそうですね。
個人的には、どれぐらい長くガードできるのか?に一抹の不安を感じたことと、使わなくなった時の処分が面倒にも感じました。
ベビーサークルで子供を囲う
費用:10000円~
テレビではなく、赤ちゃん自体をベビーサークルで囲う方法です。ただ、個人的にはまだ活動範囲の狭い赤ちゃん用だと思っています。
というのも、もし1歳数か月過ぎた子供にこの方法を使ったとしたら、仮に出られなかったとしてもずっと叫び続けていると思います(笑)
まだハイハイを始めたばかりぐらいならアリだと思いますが、歩き始めるぐらいになるとかなりサークルを広くしないと子供は満足しないでしょう。なのでこの方法は家の広さで向き・不向きがあるかなと思います。
テレビ台の前に芝生を置く
幼児がテレビに近づきすぎるのを防ぐには
チクチクして踏みたがらない人工芝を敷くのがいいと聞いて導入しました pic.twitter.com/K9w0vq1PKg— 小山健 (@koyapu) 2018年8月13日
費用:500円~
色々調べている中でも面白いと思ったのがこの方法です。
芝生というのはホームセンターなどで100円しないぐらいで売られている人工芝のことでその人工芝を買ってきてテレビ台の前に並べるだけというお手軽な方法です。
なんでも子供の足の裏は皮膚がまだ薄いので、粗めに作られている安い人工芝だとチクチクして痛いので徐々に子供が近づこうとしなくなるそうです。
これが本当だとしたら、一番安上がりな方法だと思ったので実際にやっている人のブログ記事などを調べてみたのですが、効果のほうは「微妙」ですね・・・。
確かに最初は嫌がったりするのですが、徐々にその辺にあるものを芝生の上に敷いて乗り越えたり、大きくなればなるほど効果がなくなっていくみたいです。なので結局芝生を置いても完全には安心できないと思いますね。
関連記事➤【液晶テレビ保護パネル自作(簡単版)ガイド】赤ちゃん・子供のいたずら対策にアクリルでガードしてみた!!
赤ちゃんのイタズラ防止!!テレビ台への対策7選(まとめ)
液晶テレビ転倒などから子供を守る、そしてテレビも壊れないための対策を7つまとめてみました。
友人曰く、「そうだね。壁掛けでもいいけど、新しく購入する60インチのテレビだと穴を開けずに壁掛けにするのは厳しそうなのでアクリル製の保護パネルにしようかな。後は以前のように子供にテレビを倒されないように補強して対応するけれども。もちろんしつけができれば一番だと思うけど、我が子の場合はまだまだ時間がかかりそう…」とのこと。
赤ちゃんのイタズラのパワーも成長のパワーのもと。とは言っても、「備えあればうれいなし。対策あればうれいなし」。大した怪我なくスクスクと育ちますように、心よりお祈り致します。