ポータブル電源日本製・最強の製品をご案内いたします。
日本製といっても様々に定義がありますが、今回はまず、日本製回帰の昨今の流れのなか、純粋な日本製である「日本メーカーかつ国内生産のホンダポータブル電源」をご紹介致します。
もうひとつ、短所はあるがアマチュア無線用の外部電源としても使用される隠れた名機「日本メーカー・台湾生産のセルスター工業のポータブル電源」も掲載いたましす。
ご紹介文のおりおりに、ポータブル電源業界の問題点なども示していますので、参考にしていただければ幸いです。
関連㌻・ ポータブル電源 おすすめ 2021 日本製/ ソーラー充電器スマホおすすめ【日本製・国内生産4選】
ポータブル電源日本製・最強❶【国内生産LiB-AID(リビイド)E500 】ホンダの独創性と技術積み重ねの付加価値。
本田宗一郎の名言「思想さえしっかりしていれば技術開発そのものはそう難しいものではない。技術はあくまでも末端のことであり、思想こそが技術を生む母体だ。」(『史上最高の経営者 本田宗一郎は何故マン島TTレースに挑戦したのか?』浜本哲治著 ゴマブックスより)
安全性と安定性・独創性に長けた Hondaのポータブル電源。
「人間尊重(自立・平等・信頼)と三つの喜び(買う・売る・創る)」を基本理念としている「ホンダ」から、 パワープロダクツ製品のひとつとして送り出されたのがポータブル電源 LiB-AID(リベイド)E500(JN1) 。ホンダで培われてきたノウハウが満載されている超おすすめ製品です。
一見高めに思える価格(8万円代)に込められたHondaの自信。
何といってもこのポータブル電源には、頑固なまで実直に人々の役に立つ製品を送り出したいという「 Honda の熱意と独創性が込められれている」のが特徴。いわば、日本の底流に流れる「モノづくりスピリッツ」を垣間見ることができる製品です。
※現在、Amazonでの取扱いはございません。
主要諸元
外観 丸みを帯びたかわいらしいポップな外観で、 大型ハンドルを備えることで気軽に持ち運ぶことができます。 カラー展開は パワーレッド・ネオエナメルホワイト。
( ポータブル電源 おすすめ 2021 日本製 ㌻より)
全長×全幅×全高(mm) 266×182×248
重量(kg) 5.3
定格周波数(Hz) 50/60(切替スイッチ付き)
内蔵バッテリー 充電式リチウムイオン電池
電池容量 377Wh。 定格出力:300W(VA) 最大出力:500W(VA)
運転時間 300W:約1時間 、 500W:約35分
充電時間 バッテリー残量ゼロから満充電までに掛かる時間は約6時間
充放電寿命(サイクル) 1000以上
電気取り出し口 ACポートとUSBポートの2種類を各2つずつ。 USBポート×2・ACポート×2
充電器 AC充電器 アクセサリーソケット充電器
パススルー充電機能 充電しながらリベイドE500から電気を使うというのも可能です。
【使用できる電気製品の例】
- 白熱電球 ・ 卓上LED照明 ・電気毛布・電気ポット・扇風機・スマートフォン・ノートPC ラジオ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター など
⭐( E500 )特徴・Spec① 日本国内(熊本工場)生産明記の LiB-AID(リベイド)E500。ポータブル電源では極めて珍しい出来事!?
ポータブル電源には実に様々なメーカーが乱立しています。海外勢のなかには、「同じメーカーがブランド名をいくつも変えて参入」したり、それがいつのまにか「日本の会社ブランドにすり替わっている」ものも数多くあります。
「信頼性」を度外視して乱立している現在のポータブル電源業界。
製造と言ってもいわゆるガレージメーカー(狭い場所で注文に応じて組み立てを行い廉価販売する)は星の数ほどあると言われ、メーカー特定はなかなかしにくいものです。乱立の理由は、ポータブル電源は目に触れない部分での粗悪な材質などを使えば儲け安い商品のひとつでもあるからです。 (そのような製品の見分け方の一例としては、メーカー名は違っても同じような宣伝表現「煌びやかなスペックと写真」が使われているなどです)
昨今の天変地異などを背景にした購入者側の「信頼性の確認よりも、とにかく緊急時などの対応が欲しいという気持ちが勝っている」ところにも、現状でのポータブル電源需要の課題があるのかもしれません。
また、ネットでは「日本製・国産ポータブル電源」のキーワードで数多くの製品が検索されますが、問い合わせや探索で徹底的に調査したところ、「日本ブランドで日本製バッテリーを使っていたとしても、ほとんどが日本国外で制作されている」ものでした。(大企業は自社工場製造。輸入品検査をしっかりしているメーカーもある)
もちろん日本製の定義には様々にあると思いますが、そんな現状のなかで、堂々と「日本製国内生産ポータブル電源」を掲げているのが LiB-AID(リベイド)E500 です。Hondaの国内工場案内にも製品名が明記されています。
安過ぎるものや、目を引く大容量のものには、それなりの理由とリスク・危険がある。
安心・安全・技術の日本製と言いますが、ホンダのポータブル電源には、職人気質とも思えるほどの頑固で妥協を許さないこだわりがあります(順に紹介)。これに対して外国製のものは実質はどんな所で作られているかわからず、総じて「派手な宣伝・大容量などスペックの見栄えは良いが技術や材質が不安・総じて安価」という点が挙げられます。(大切な電波波形などでも製品によっては誤魔化しの表記があるものもあるようです)
近年には福岡で輸入品の大容量のリチウムイオン式のポータブル電源を充電中、爆発して周辺を焼損。岡山でも類似の事故が発生するなどの事故もおきています。一定の検査は通っても見えないところでかなり安価な材質なども使っていることも多いようです。表面的な保護回路を謳っていたとしても意味のないこともあります。
「妥協を許さない日本のモノづくりSPIRITS」は重要なPoint。
日本製で良心的なメーカーは優れた技術理論の他にも「部品の材料にまで気配り」が行き届いています。しっかりと教育された人材の費用だけではなく様々な所でお金が使われているのです。
だから、外国製で経済的利益のみを算出している製品と比較して、価格が高くなるということになります。 ホンダのポータブル電源もそうですが、価格が比較的に高いのは「妥協を許さない日本のモノづくり精神」にあります。ホンダの場合は、それに加えて「眼が点になるような高額保証(後に説明)」まで付いています。
外国のものに比べて日本製は「PR自体がかなり謙虚気味」であることは別途考慮の余地はあります。としても、人の役に立つ素晴らしい製品を送り出したいという強い愛の願いが込められている日本製品は今後、再び世界に見直されてくるでしょう。技術の積み重ねと目に触れない部分までのこだわりが日本製品にはあるのです。
⭐( E500 )特徴・Spec➁ 高品質な電源供給〜ポータプル電源の心臓部に傾注し、発電機開発で培ってきたHondaの独自開発技術「正弦波インバーター」が搭載されている。
商品説明書には「出力波形が修正正弦波」とあるので「??」。一般的には「修正正弦波は価格を安く抑えるために使用できる電気製品が限られても止む無し」として使われていることが多いはずです。ところが、
あにはからんや、ここには Hondaのパワー。 独自開発の「正弦波インバーターシステム」 よって、 家庭で使用されている電気と同等の高品質で安定した電力を供給。さらにはパソコンや精密な電気機器でも使用できる高品質な電力が出力されているのです。
一般的な電池や蓄電池は直流電圧(DC)のみでしか出力できません。 「正弦波」と表記されているポータブル電源ではインバーターで DC を AC に変換して出力しているのですが、内部に「 Honda独自の正弦波インバーターを搭載」することで美しく綺麗な波形の交流(AC)100Vが供給されています。
もともとは発電機からも正弦波を送り出すために開発した 「正弦波インバーターシステム」 はHondaの長年の研究の賜物です。特にパソコンやスマートフォンといった精密機器は電気の質の影響を受け安いのですが、 リベイドE500には繊細な配慮がされていて電気の波形をきれいに美しく整え、安定した電力が供給されています。
⭐( E500 )特徴・Spec③ 高い拡張性と安全性〜「並列運転機能 で1000W・1400Wに。カセットボンベ発電機等とのリンクで出力・入力とも大きな拡張性」&「抜群の保護設計」。
E500同士を2台繋ぐ並列運転で(計1000W) 出力に。ここにもHonda技術の安心設計。
災害などで大きな電力が必要な場合でも使用できるように、最初から重要項目とて設計した「安心・安全の 並列運転機能」 が搭載されていることも大きな特徴です。
並列運転で出力が倍になる製品は近年増えてはいますがなかには安心設計ではないものもあります。並列運転する場合は一時的に定格電力を超過した場合の不足分を補助する必要があるのですが、HondaE500を使って並列運転する場合はその心配はいりません。 LiB-AIDE500には安全な電源としての高い拡張性が備わっています。
E500とカセットボンベで動くコンパクト発電機「エネポ」 との接続で(計1400W)出力にも。
大きな出力が可能となります。ポータブル電源の単体での大出力はどうしても無理な設計となり安全面で危惧されるものです(最近では安易な並列接続機能を備えるメーカーも出てきています)。
大きな出力によって、より消費電力の大きな電気製品や、複数の電気製品を同時に使えるようになるなど、活用の幅が大きく広がります。 (※2並列運転には別売りの並列運転コード(対象機種:E500/EU9i/EU9iGB)や並列運転接続キット(対象機種:EU16i)が必要。)
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「エネポ」 など「防災ではコンパクト発電機をひとつプラスして持っている」と大変重宝する。出力だけではなく「蓄電入力」にもなる。
一般に売っているカセットボンベを使用するホンダ「エネポ」など、コンパクト発電機を持っていると大変重宝します(ガソリンでも平気な方はホンダ EU9i 発電機なども)。というのも、① 「エネポ」 900Wを単体で使用する。➁ E500と並列運転にして1400Wにする。以外にも、③ 「ポータブル電源の蓄電」にも使える。安定した強力なパワーを発揮するからです。 (発電機の使用は室外になります)
したがって、充電の方法は、主に以下の通りになります。
➊家庭用コンセントACから充電。
➋付属コードで車のアクセサリーソケットから充電。
(➌ホンダポータブル発電機からも充電可能。)
特に災害時には、 今流行りのソーラーパネルに頼りすぎるのは考えものです。天候に左右されない、確実な充電方法へのアプローチが必要になります。E500にはソーラー入力端子がなく(技術のある方は接続できるでしょう)、対して、発電機とのリンクが強調されているのは、発電機の圧倒的パワーを充分に知り尽くしたホンダの判断でしょう。
(参考 日本では雲が空全体の一割未満である日数は一番多い埼玉県でも64日 (2014年データ)。 環境インテグレーターティー・ワイ(株) の資料では、一般的なソーラーパネルで、雲ゼロの日を100%とすると曇りの日の発電量は20~40%程度、雨の日は10%、パネルへの積雪の日は0% 。さらには パネル温度が1℃上昇するごとに0.4%程度発電効率が低下、また30度を超えると10~20%ほどのダウンとなるようです。快晴の日でも長い充電時間が必要であることは一般的に知られていますが、災害の日はさらに雨風の割合が高くなってしまいます。)
災害時においてのソーラーパネルでの大電力蓄積は当てにならないものとして認識しておいた方がよいでしょう。そして、ポータブル電源ではどうしても貴重な電気を何に使うかを取捨選択する問題となります。
現実的問題としては、比較的小さな電力を使用する 「スマートホンやパソコンへの充電」に対しては、ポータブル電源とは別途、「ソーラーパネルからも充電できるソーラーモバイルバッテリー」などを安価なものでも用意しておいた方が得策でしょう。小さな電力においてはソーラーパネル使用も充電の可能性も高くなります。
以下に、大震災からの要望にも応えた、日本製の製品をご紹介いたします。
【 ソーラーモバイルバッテリー日本製・日本国内生産のおすすめ製品】
「大きな拡張性」と「抜群の保護設計」と のバランス感覚がHonda E500 の魅力
ホンダ製品は総じて大きな拡張性と同時に抜群の保護設計が施されているのが特徴です。
この LiB-AID E500 は、瞬間的な過負荷への耐久性が高い仕様です。 高品位の電気が求められる接続機器との接続時に良質な電気を安定供給。電圧や電流、温度などの環境情報から バッテリーを常時監視し、過電圧・過負荷などの異常状態から各部品を保護する安心設計となっています。
⭐( E500 )特徴・Spec④ Hondaの安心補償制度「Ho!」 が E500にも適用。なんと対人1億円、対物1,000万円のビッグ保証。
Hondaの安心補償制度「Ho!」とは、 製品を使用して第三者に損害を与え、法律上の賠償責任が生じた際にその賠償金が補償される超ビッグな制度です。 適用期間は、購入日より1年間。保険料のご負担はありません。このような制度は通常のメーカーでは考えが及ぼないことです。
ポータル電源などの何かとトラブルが発生しやすい電化製品に対しては、何かと責任逃れをするメーカーは数多くありますが、日本を代表するメーカーのひとつであるHondaの良心的な挑戦と言ってもよいでしょう。信頼を大切にする日本Spiritsの会社らしい、熱い意気込みが感じられます。
違う角度から言えば、「ホンダとしては商品にかなり自信があるからできる」ことでもあるでしょう。
もちろん、 商品についてのお問い合わせ・アフターサービスに関しても、お客様相談室にて親切・迅速な万全の体制が整えられています。
ポータブル電源日本製・最強❷ホンダの日本Mind&独創性
【国内生産LiB-AID E500forWork】使い易く堅牢な自信作 !?
Hondaの自信作!? 堅牢なポータブル電源 出現
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LiB-AID E500 for Workは、「LiB-AID E500」の電源の品質や拡張性などの基本性能はそのままに、 運搬時や作業時の使い勝手を考慮して利便性や堅牢性が強化された製品です。
電気保安工事や保守点検などの業務用途に対応する仕様として作られていますが、より強固なポータブル電源を欲する方にも最適な仕様になっています。
堅牢性を高めるコーナープロテクター。
堅牢性を高めるコーナープロテクターを装備。 高クッション性の素材が 本体上下の四角(合計8か所)に使われていて、 作業や運搬時の接触から本体コーナーを保護し、衝撃を吸収します。
画期的なHondaの安心補償制度「Ho!」にプラスして 接続機器補償制度適用
これはホンダの自信作でしょう。というのは、 価格設定もさることながら、前述のHondaの安心補償制度「Ho!」 にプラスして、 LiB-AID E500 for Work接続機器補償制度が提供されていることからも推察されます。
LiB-AID E500 for Workに接続する機器に故障や破損といった不具合が生じた際に、修理費用を補償されます(50万円を上限。ホンダパワープロダクツジャパンが提供 。 購入日より1年間適用。費用の負担はありません。 代替品も選択可能)
作業時の使い勝手を高める仕様が徹底的に追及されています。
・「フラットハンドル」の採用でハンドル部分を収納。全高を抑えることで「収納性と持ち運び時などの利便性」が飛躍的に向上しています。さらには、 ハンドル収納時には上面にノートパソコンなど軽量な機材の載荷(20㎏まで)が可能となるなど作業効率の改善が設計されています。
・ 「マウントホール」で LiB-AID E500 for Workの2段積みもできます。また本体側面にベルトを取り付けフックを採用するなど収納時のスペース効率と保管時の安定性とともに可搬性も考慮された仕様になっています。
【LiB-AID(リベイド)E500 for Work の主な仕様】
- 全長×全幅×全高=266×185×226(㎜)
- 重量=5.6㎏
- 定格周波数=50/60HZ(切替スイッチ付き)
- 電源供給方式=バッテリーインバーター(独立電源)
- 内蔵電池=充電式リチウムイオン電池
- 電池容量=377Wh
- 定格出力=300[W(VA)]
- 最大出力=500[W(VA)]
- 運転時間=300Wの場合約1時間、500Wの場合35分
- 充電時間=約6時間
ポータブル電源日本(メーカー)製・最強➌セルスター工業の日本志向製品
【台湾生産PD-650】 バッテリー充電可・根強い人気・低価格。
日本製を愛し、 国産ドライブレコーダーやレーダー探知機などで有名なセルスター工業
1978年の創立以来、「『日本製』は高品質の証 技術と志がここに集結!」を社是として邁進している自動車用品メーカーのセルスター工業。
特に国産ドライブレコーダーやレーダー探知機などの主力製品が有名であり、高品質と安全性にこだわる人を中心に高い評価があります。以下、「『日本製』は高品質の証 セルスター工業会社案内より」。日本国内生産は主力製品ですが、会社の姿勢が伺えます。
品質第一という観点から日本製にこだわり、基板部品実装から組み立てまでの工程をすべて「国内一貫生産体制」で行っています。/主にドライブレコーダーの生産を行う「三重第二工場」、セーフティレーダーなどの生産を行う「三重第一工場」、二つの自社工場にて、経験豊かな技術スタッフが誇りを持って製品を生産しています。/さらに、手間と時間を惜しまない徹底した品質管理体制で「不良品ゼロ」を目指します。
ポータブル電源は台湾生産(国内チェック)だけれども根強い人気
こちらのポータル電源にも根強い人気があります。 キャンプなどのアウトドアライフや災害時の備えの他に、 「バッテリー上がりの充電(点滅・点灯切り替えのランプ付き) 」も兼ねるポータブル電源となっています。付属のクリップ付DCコードをDC12Vターミナルにつなぐだけで、バッテリー充電が可能です。
また、交流出力の他に、 ポータブル電源ではDC12Vで30Aの安定・安心の出力は珍しく、 アマチュア無線用の外部電源として使われるなど、さまざまな用途で仕様されています。 ACとDC×2の計3出力です。
また、AC100Vは出力波形が矩形波であるにも関わらず、割り切って購入し、不思議なほどに惚れ込んで満足されている方が多いのが特徴です。というのも、 波形を出来る限り正弦波に近づくように工夫しているP.W.M. 回路方式を採用。取説ではマイコン制御などの複雑なものを除いて電化製品の多くが動作可能とされています。ちなみに、直流を交流に変換する「正弦波インバータ」の組み合わせで、補聴器充電用などの精密機器にも使用して満足されている方も楽天の感想のなかにありました。
価格と内容・満足度からの関係からみても、一台持っていると重宝する超おすすめ製品です。では、今一度、特徴的なスペックをみてみましょう。
⭐( PD-650 )特徴・Spec① 魅力ある三種類出力・クルマのバッテリー上がりも簡単解決
〜 AC100V 定格 280W・DC12V10A・30A(最大)の3出力〜
【出力 AC [インバーターターミナル]】
出力電圧・AC100V 最大出力・350W 定格出力・280W 。
【出力DC[12Vターミナル]】
出力電圧・DC12V 出力電流・30A(最大)
【出力DC[シガーライターソケット]】
出力電圧・DC12V 出力電流・10A(最大)
⭐ ( PD-650 ) 特徴・Spec➁ AC100Vコンセントの他に車のシガーライトからも入力
【入力電圧[充電ジャック]】
* AC100V・充電用ACアダプター
* DC12V・充電用DCコード
【消費電力・使用時間の目安】
消費電力10W:(AC100V機器)約16時間、(DC12V機器)約21時間
20W:(AC100V機器)約8時間、(DC12V機器)約11時間
100W:(AC100V機器)約1時間40分、(DC12V機器)約2時間10分
200W:(AC100V機器)約35分・250W:(AC100V機器)約25分
⭐( PD-650 )特徴・Spec③ 交換ができる「強力バッテリー」内蔵。本体ランプあり。
セルスター「PD-650」は、DC12V/17Ah(20HR)、小型シール鉛蓄電池を内蔵しています。電池が終わったら、繰り返し充電できるので、経済的です。内蔵されている純正のバッテリーはGSユアサの「PORTALAC PE12V17」というバッテリーです。(変更もあるかもしれませんので詳しくはメーカーにお問い合わせ下さい。ちなみにPORTALAC PE12V17の互換品 LongWP20-12 と1/4ぐらいの価格)
【サイズ/重量/ 使用温度範囲 / ランプ】
・サイズ:W410×D110×H370mm
・重量:9kg
・使用温度範囲・-20℃~+40℃
・本体ランプは、手先だけでなく広い範囲を照らすのが特徴。室内全体に明るさが広がります。非常時に有効な点滅機能も。
⭐ ( PD-650 ) 特徴・Spec④ AC100V電源に4つの安全保護回路など様々な安全仕様&万全なサービス
「PD-350」 メイン電源とインバーターのスイッチを別にするなど安全面も重視しています。充電時間の目安は8時間。セルブースト用の端子も装備されています。
・出力短絡保護回路:出力を短絡(ショート)させた場合電源をOFFに。
・オーバーロード保護回路:出力をオーバーロード(過負荷)状態で使用していると電源をOFFに。
・ローバッテリー保護回路:入力電圧10.5Vで内部アラーム・要充電ランプが点灯し電源をOFFに。
・異常温度検出保護回路:本体内部の異常温度を検出すると電源をOFFにします。
また、セルスター工業では 破損や故障した製品を修理する「アフターサービス課」 を設けるなど、万全のアフターサービス体制が整っています。問い合わせ等も迅速な対応でありサービス部門にも定評がある会社です。
ポータブル電源日本(メーカー)製・最強❹セルスター工業の日本志向製品
【台湾生産 PD-350・150W 】性能は650と同様。コチラも隠れた人気商品。
セルスターの「PD-350」は最大出力150Wであり、「PD-650・出力350W」の姉妹製品。同様の仕様です。こちらも多くの人から愛されている隠れた人気製品であり、災害時や非常時に家電製品やカー用品が使えます。また、突然のバッテリー上がりの解決のために、車のトランクにひとつ積んでいるととても重宝する製品です。
【PD-350に付属しているもの】
充電用ACアダプター、充電用DCコード、ショルダーベルト、クリップ付DCコード、保護ヒューズ(30A平型ヒューズ)、ヒューズカバー
【PD-350の主なスペック】
内蔵バッテリー:小型シール鉛蓄電池・DC12V/定格容量17Ah(20HR)
DC12V出力:DC12Vターミナル(最大30A)/シガーライターターミナル(最大10A)
AC100V出力:150W(最大出力)/120W(定格出力)
変換効率/80%以上・出力波形/矩形型・回路方式/PWM方式インバーター
内蔵ランプ:DC12V・8W
使用温度範囲:-20℃~+40℃
製品サイズ:幅410×高さ370×奥行110mm
本体重量:8Kg
【使用可能な機器】: 定格消費電力 120W以下のもの
グリップライト・ビデオカメラ・小型液晶テレビ・ポータブルテレビ・モバイルパソコン・照明機器・携帯電話・無線機・電気カミソリ・デジタルカメラ・ポータブル冷温庫(定格消費電力 120W以下)
【消費電力・使用時間の目安】
消費電力5W:(AC100V機器)約32時間、(DC12V機器)約42時間
40W:(AC100V機器)約4時間、(DC12V機器)約5時間
120W:(AC100V機器)約1時間20分、(DC12V機器)約1時間45分
ポータブル電源日本製・最強Q&A①「選び方のポイントは?」
ポータブル電源の選び方Point①安心・安全な製品を選択する。ある程度のコストは必要。
・日本製を選びたい時は生産地まで確認しましょう(直接問い合わせる)。国産とあっても任せきりの海外委託の場合もあります。(日本と台湾のコンビなどで面白い製品もあります)
・ポータブル電源はリスクも考える必要があり「あまり安いものや、見た目スペックの良さばかりを売り込んでいるもの」は避けた方が無難です。ビッグな容量のものは安全な家庭用蓄電池の検討をした方が良いでしょう。
ポータブル電源の選び方Point➁出力波形が家庭用コンセントと同じ「正弦波(日本)」の美しいカーブ波形か。またAC出力の電圧が「100V(日本)」か。
ポータブル電源の出力波形は正弦波の他に、矩形波・修正正弦波(疑似正弦波)がある。
ポータブル電源の出力波形には、正弦波・矩形波・修正正弦波(疑似正弦波)の3種類あります。
日本の家庭用ACコンセントと同じ出力波形である、正弦波あるいはホンダのように綺麗な正弦波のカーブを出すものを選ぶ必要があります。コンピューターなどの精密機械から扇風機や電気毛布などの家電に至るまで安心して使用することができます。
一般的には波形のカーブが階段のような形の矩形波などの製品は、電気毛布や蛍光灯などの電圧が変化する電気機器やマイコン制御の精密機器は利用不可となるばかりか故障の引き金となります。
(ただ、コンピューターを搭載していないホットプレート、白熱電灯などのシンプルな作りの家電製品を使う場合は矩形波でも可能。また技術のある方は正弦波のインバーターなどを加えて使用されている方もいます )
修正正弦波(疑似正弦波)と表示しているもののなかにも、 ホンダの例とは対照的に、実質は矩形波であるが名目上正弦波の名前を付けているものもあります。また矩形波ではあるがPWM 制御回路方式によって波形を正弦波に近づかせる努力をしているものもあります。
要するに、波形の形が波のような美しいカーブの波形になっているかがポイントです。
日本仕様の「AC出力の電圧」は主に100Vです。
110Vや120Vは日本向けの製品ではありません。使用することで早期の故障や異常な発熱などを引き起こすことがありますので注意・確認しましょう。
リチウムイオン電池について
パソコンやスマートホンなどのモバイルバッテリーに使用されているのがリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池は耐久性に極めて優れていて、何回も充電して繰り返し使うことができます。様々な性能のものがありますが、3000回~5000回の充電回数が可能です。また、リチウムイオン電池寿命に加えて、環境や保管状況などを含めてトータルで判断すると、ポータブル電源の寿命は10年前後が目安と言われています。
ポータブル電源の選び方Point③ 「安定的な充電方法が複数可能か。拡張性もあればよりBetter。」「保護機能があって、過負荷などを検知すると充電停止&放電停止になるか。」
安定的な充電方法が複数可能か。
ポータブル電源は、電力のない状況下で電力を供給するのが役割ですので、電力容量と合わせて、使用時間をいかに長く保てるかが大切なポイントとなります。
長時間の野外活動やキャンプ、災害時などでの長期間の電力停止時には、ACコンセント以外の充電方法が必要です。
〇車から充電するには、専用のケーブル(カーチャージャー)が必要ですので、購入したホータブル電源に付属していない場合は別途用意しておきましょう。
安全性・信頼性はあるか。
ポータブル電源は、大容量でも安価な製品もたくさんあり、メーカーや種類が豊富です。しかし、サポート面や安全面で不十分な製品は絶対にお勧めできません。
たとえば、優秀なポータブル電源にはリチウムイオン電池が使用されることが多くありますが、リチウムイオン電池は外部からの衝撃が弱いボディー下では、形が変形して内部ショートを起こし、それが発火・発煙の引き金になることがあることが指摘されています。
保護機能はあるか。
細かくは、過電流保護、過放電保護、過充電保護、温度保護機能などですが、過給電などへの保護機能を搭載している製品が望まれます。
価格が異常に安価な製品は、そのような危険性があるものへの対策を怠っていることが多く、名前のあまりしられていないメーカー製品は最新の注意が必要です。制作しているメーカーへの信頼性がとても大事です。
(モバイルバッテリーには義務付けられているPSEマークを適用しているものもあります。ひし形(検査機関が政府認定であり検査項目をクリア)と丸形(検査機関が第三者か、自主検査による検査項目をクリア)に分けられますが、PSEマークの他にも世界基準の様々な安全規格や品質テストであるISO9001、UN38.8、FCC、RoHSuなどの安全性指標もあります。ただし PSEマークが絶対的なものではない部分もあるようです。他サイトですが参考までに➪トリログ「分かるようで分からないPSEマーク」)
ポータブル電源の選び方Point④ 保証書・サポート体制・アフターケアーが万全であること。
保証書が付いてアフターサポートがしっかりしているかなどチェックする必要があります。特に、国内での相談窓口などのサービスサポートが万全であることが求められます。
会社の姿勢が問われる大切なPointです。国内国外問わず、内容があまり良くない製品や「とにかく売れればいい」とする会社の特徴は、とかくこの部分が不透明なことが多いものです。ネットで検索しても実態がよくわからないメーカーは避けた方が無難でしょう。日本の輸入会社で扱っているものもサービス・補修面は必ず確認しましょう。
ポータブル電源の選び方・その他Point
出力について
ACポートは家電製品に接続可能です。USBポートはスマートホンやタブレット端末などを充電。Type-AやType-Cの接続も可能なります。(Type- Aしかない場合は、A⇒Cへ変換するプラグを用意しておきましょう。シガーソケットがあると車載専用の冷蔵庫や炊飯器などに接続できます)
耐久性はあるか。
特に、寒冷対策として、マイナス温度でも動作作用するかなどです。
パススルー充電機能
ポータブル電源にソーラーなどで充電しながら、スマートホーンや家電製品に電力を供給することができる機能が、パススルー充電機能です。
パススルー充電機能があるととても便利ですが、ポータブル電源を使用していない普段の時は、リチウムイオン電池などの内臓バッテリーに過負荷がかかりますので、頻繁には使用しないようにしましょう。
E500の使用温度環境(放電時)は -15~40℃ 。もちろんパススルー充電機能もあります。このように見てくると、ホンダ LiB-AID(リベイド)E500 は日本仕様の充実した設計とともに、大変優れたスペックを有していることがわかります。
ポータブル電源日本製・最強Q&A➁「 容量等の基本知識を知りたい。」
容量・長期保管について
「日本製」について折々に述べてきたので、最後に、参考として「電力と容量の関係や長期保管についての基本的な情報」を掲載します。必要に応じてご覧いただければ幸いです。
ポータブル電源のパワーは 「W」 と「 Wh 」で示されている場合がある。
・ 「W」 は出力(電力)であり、一度に取り出される電力の量、 バッテリーから取り出す時の瞬間的なパワー 。
W電力= V電圧×A電流
・ Whは容量。 Wh容量 = W電力× h時間= V電圧 × A h (すなわちA電流× h時間)
貯水槽の大きさが「容量」、蛇口から出る水の量が「出力」とイメージできます。例えば「12V 30Ahのバッテリー」は、「360whのバッテリー」で、60Wの電力なら6時間の電力を取り出せるだけのバッテリー容量になります。
必要な電力量を計算して容量を決める
一般的にポータブル電源は、容量が大きくならば高価となり、また重量(重さは1~8kg程度)も増え、製品も大きくなります。ータブル電源を選ぶ際にはまずどれぐらいの容量が必要になるのか?を計算しておくといいでしょう。
そのためには使用する電気量を計算することが大切です。
例えば、30Wの扇風機を5時間使用すると仮定して必要な電気量は、
30W×5h=150wh(ワットアワー)
容量は150wh必要になります。 このようにして、使用するであろう機器の消費電力と時間から大まかな電力量を計算してポータブル電源を選びます。
大容量のポータブル電源は前述のようにリスクもあります。動かなくなると困るので、可能ならば、今回紹介したホンダE500のようなしっかりとした並列運転機能で2台繋げての使用をおすすめします。
使用目的と容量の目安
「夜釣りや日帰り」なら 100Wh〜300Wh、 「ピクニック・庭先」なら200~400Whぐらい、「キャンプ・車中泊」なら350Wh以上のもの、「災害の備え」なら500Wh以上の出力が妥当でしょう。
ポータブル電源は、容量が大きくならば高価となり、また重量(重さは1~8kg程度)も増え、製品も大きくなります。用途に合わせて選び分けるか、大は小を兼ねる考え方をするかは人それぞれでしょう。
ポータブル電源日本製・最強Q&A③「長期間保管の仕方は?」
ポータブル電源の最も大切な保管ポイントは、バッテリー残量を5割から7割ぐらいにすること。また、3ケ月に一度ぐらいの充電をすることです。
充電を一杯にしてしまうと不必要な放電の原因ともなり劣化が進みやすくなります。また充電がほとんどない状態ではイザという時に役に立ちません。そのために適度な充電をし、定期的な点検心がけましょう。